★海洋のプラスチック廃棄物、クジラに致命的な影響か
IWC研究 7/11
http://www.afpbb.com/article/environment
-science-it/environment/2812019/7485664
海洋に投棄される年間数百万トンのプラスチック廃棄物が、クジラに致命的な脅威となる恐れがあると指摘している。
そのように恐ろしい研究結果が、英領チャネル諸島ジャージー島で、11日から4日間の日程で開催される国際捕鯨委員会の会議で発表された。
論文を執筆したのは、IWC科学委員会メンバーのマーク・シモンズ氏。
同氏が過去20年の調査論文を分析したところ、クジラやイルカなど80種が含まれるクジラ目が、海洋投棄物により健康を害したり死んだ例が数百例あった。
これまでも、ビニール袋や漁具が鳥やカメ、小型のクジラなどにからまることの危険性は知られていた。
が、さらに専門家らは、大型の水生哺乳類がプラスチック廃棄物を飲み込むと、障害を負ったり死亡する危険があると指摘している。
すでに多数のクジラが被害に こうした例は、これまでも多数見られてきた。
2008年、米カリフォルニア州沿岸に漂着したマッコウクジラ2頭の内臓から、大量の漁網や合成繊維などが見つかった。
1頭あたり250キロも投棄物を飲み込んでおり、1頭の胃は破裂していた。
また、もう一頭のクジラも、消化管にプラスチック廃棄物が詰まって、食料を十分にとれない状態だった。
2009年、イタリア南部アドリア海沿岸に漂着したマッコウクジラ7頭の胃腸からも、釣り針やロープ、プラスチック廃棄物が大量にみつかった。
2002年にも、仏ノルマンディー地方沿岸に流れ着いた死んだクジラの胃から、ポリ袋など1トン近いプラスチック廃棄物が取り出された。
中には英国のスーパーチェーンのレジ袋も含まれていた。